山と谷、の無限性について

画像は飯豊川第一ダムで、本題とはあまり関係ない。11/8は 焼峰のウジノ沢を遡行した。焼峰の他の沢の経験からすると単独行はちょっと厳しいかな? という事前の予想だったが、まずまず無難にやれた。当然安全第一で、パートナーがいれば挑戦しただろう滝も巻いた。どの水準でリスクをとるかという判断も単独行を楽しむ一つの要素だからそれはそれで構わない。
焼峰山は下越の一角、1000m程度の地味な低山とはいえ、やはり飯豊連峰に連なる山だ。日帰りで十分に楽しめ手ごたえのある沢がいくつもある。今回のウジノ沢で4本目を数えた。主要な沢はこなしたとはいえ、支尾根に上がる沢や遡行済みの沢の支沢まで含めると、遡行価値のありそうな沢はまだいくつも残っている。
「山は一つだが谷はいくつもある」という表現をどこかで聞いた。山頂を踏むことだけに価値を置くピークハント的な姿勢への揶揄かもしれない。沢屋なら同意したいところだが、実のところこの言い回しはあまり正確じゃない。「谷」に対比されるべきは「尾根」なので、谷が複数あるなら同じ数だけ尾根があることになる。それはともかく、尾根一つへだてれば個性が違う谷がいくつもあって、それそれに面白そうだ。焼峰山という小さな山だって、何度来ても未踏の訪れてみたい場所がまだいくつも残っているということになる。
山一つでこの有様だ。日本各地の山まで考えたらもうきりがない。一生かかってもやりつくすのは無理というもの。だからこそ、遡行意欲が尽きることはない。








