流れに逆らう 〜新潟で沢登り〜

新潟周辺の沢登りの情報を中心に。遡行報告、登山技術、山道具のレビューなど。最近は自転車ネタが増えてます。
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加茂周辺 [MTBトレイルライド] 2011/11/28

ジャンル:MTBトレイルライド
エリア:加茂市周辺
ルート:大沢鍾乳洞〜駒岡、元狭口〜加茂山公園
メンバー:と○、t

このところ休日は悪天続きでなかなか外に出る機会がなかった。今年最後のチャンスと思われる今日、t店長と二人でMTB山遊びをしてきた。



1本目は大沢鍾乳洞から長瀬神社へ抜けるシングルとダブルの混合ルート。走りなれた道のはずだったが、大曲から長瀬神社へと降りる途中で斜面が大崩壊して通過が不可能になってしまっていた。単独ならヤブを漕いで強行突破もありえた場面だったが、同行者ありだとそうもいかない。少し手前で駒岡へと降りる分岐があったので登り返してそちらのルートへ入ってみる。最後が急斜面のつづら降りで降車せざるをえなかったが、まずまずいい道だった。ジグザグ道でジャックナイフターンの練習をしていたらビンディングが外れてあっさり転倒。泥まみれに。舗装路へ出ると駐車した勤労者体育センターが目の前だった。

ちょっとしたイレギュラーも山遊びならアクセントになって楽しめる。メインルートの崩壊箇所は大規模で当面復旧しそうもない感じなので、今後は駒岡へ降りることになるだろう。

昼食をはさんで2本目は元狭口から加茂山公園へ抜ける。ちょいきつめのヒルクライムをこなした後はダブル→シングルとなって細かいアップダウンが続く。



峠の車道から先は予想通り階段が多くなってMTB向きではなくなるが、随所に走れる場所があるのでまずまず楽しめる。
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赤城山 [ヒルクライム+MTBトレイル] 2011/11/7

ジャンル:ヒルクライム+MTBトレイルライド
日時:2011/11/7
タイム:竜門公園8:30〜大沼10:50-11:20〜長七郎山12:10〜竜門公園15:15



サイクルモードのついでに実家に寄り、再び赤城山へ遊びに行く。
竜門公園にクルマを置いて走り出す。峠までは2時間くらい。前回よりはいくぶん楽に登れた気はする。

例によって大沼の売店で味の濃いうどんを食べて登り返しにかかる。風がやや強く曇り空と相まって寒い。地蔵岳東面の裾を抜けるトレイルに入ってみたがこれはハズレだった。岩と礫が多くて沢の中に入ったのかと思うような道だった。乗車率ゼロで押し歩き、やっと車道に抜けた。

車道を少し登ると小沼ほとりの駐車場に着く。小学校と思われる団体のバスが止まっていた。遊歩道の中で遭いたくはないものだ。案内図によると長七郎山へ登って小沼を一周できる道があるようなので入ってみる。標高差100mほどで勾配は緩く走りやすい。15分ほどで山頂着。展望が開け、関東平野がワイドアングルで一望できる。こういう景色を見ると、山に登ってきたなあという実感がわいてくる。山頂から西へ向かう道に入り小沼へ降りる。ここから流れ出す粕川は、赤城山では数少ない沢登りのルートになっているようだ。

小沼のほとりから「関東ふれあいの道」に入る。小さな丘を越えると森の中の走りやすい道がしばらく続く。

車道を横断して荒山東面のトラバース道に入る。片側急斜面なので神経を使い、また階段がけっこうあるのでしんどい所だ。荒山への登山道が交差する地点から先はいくぶん走りやすくなる。しかし道の真ん中のえぐれが目立ち、全部快適とは言えない。

芝生の広場で一休み。今度は東へ向かう。赤城温泉へと降りるこの道は素晴らしい。起伏や障害物が少なく距離は長い。MTBを操作する楽しみをぞんぶんに味わえる好ルートだ。トラバース道から尾根に移り、しばらく下っていくと温泉へ降りる分岐が左に分かれ、尾根上をトレースしたいと右に入る。が少し下ると道は右の斜面へと下っている。おかしいな? と思いつつも他に道らしいものはなく、そのまま斜面沿いへと下って行く。結局、治山用の林道にでてトレイルは終了となってしまった。ネット上の情報を調べてみると、本当は尾根上の道はまだつづいていて、笹ヤブの中に本来のルートが続いているらしい。見落としてしまった。

その後は静かな車道を淡々と下ってスタート地点に戻った。

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菩提寺山周辺 [MTBトレイルライド] 2011/11/02

ジャンル:MTB
エリア:新津丘陵・菩提寺山周辺
日時:2011/11/2 10:47-13:29
メンバー:と○、S、K

画像はなし。仕事上お世話になっている二人と初めての山自転車遊びの機会をつくった。急遽休みを取ったにもかかわらず時間が自由になる人達で助かる。

上古町でSさんと待ち合わせて私の車で新津丘陵へ。近くに住んでいるKさんとは大沢公園で合流するつもりだったが、場所が良く分からないらしく右往左往して30分ほど時間をロスしてしまった。

まずはウォーミングアップに林道を走って菩提寺山へ向かう。遊歩道へ入るとハイカーが目立つ。穏やかな秋の日らしい。遊歩道は半分くらい押して登り、25分位で山頂へ着いた。ここも人が多い。2人は汗だくで息も上がっている様子だ。小休止を取る。

山頂から石油の里へと向かうトレイルに入った。このルート、前半は急な階段が多く押し担ぎが中心になってしんどいところだ。後半は小さなアップダウンを繰り返しながら走りやすい。他の人と山を一緒に走るのは初めてなので時々後ろを振り返り、ペース配分に気をつけながら行く。

石油の里から再び菩提寺山近くまでの登り返しは林道が中心になる。分岐からまっすぐ公園に降りるか、遠回りするか聞いてみたところ「林道ならもっと走れる」とのSさんの答え。高立山方面へ向かう。

林道の分岐に着き、左は走った事があるので右に入る。道が荒れているなと思っていたら途中で崩壊して自動車の通行は不可能な状態になっていた。これは林道入り口で通行止めにしておいた方が良いと思う。でもMTBならまったく問題はない。通行量の少ない道は両脇から草が覆いかぶさってくる。ダブルトラックとシングルトラックの中間のような、適度に荒れた路面になってなかなか楽しい。MTB的には当たりのルートだった。

舗装路に出て後は出発点に帰るだけ。というのが罠だった。斜面沿いの道を下っていくのだが、濡れた落ち葉と斜面から落ちた小石でかなり危険な状態になっていた。ブレーキを軽くかけてタイヤが横滑りし、まずいと思ったがなんとか立て直した。直後に後ろでガシャーンという音。やってしまったなと思い、慎重に停車して後ろを見る。2台が横倒しになって二人がうめいていた。

Sさんの方は膝と腰を打ったようで立ち上がるのに時間がかかった。血も出ている。Kさんの方は頭を強打したようで、しばらく脳震盪状態で動けなかったが立ち上がれば軽傷の様子だった。「ヘルメットがなければ死んでた」とは本人の言。

心配したものの致命的な怪我はないようで、自走して大沢公園まで戻れた。が、もはや継続して走れる状態ではなく、今日はこれで終了となった。オフロードを走りに行って舗装路で派手に転ぶとは、山の中ではどんな危険があるかわからないものだ。「これに懲りずに」と言われたので次回も企画しますよ。
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赤城山 [ヒルクライム] 2011/9/27

 イベントは特に関係ない。実家からMTBに乗ってふらふらと山の方へ向かう。
沸き出る泉、ではなく大沼から引いた水を農業用水として分配するための施設だそうだ。


ヒョウモンチョウの類。ひと夏越えて翅はボロボロだ。

結果的にイベントのコースとだいたい重なるルートで峠に着いた。標高差約1300mのヒルクライムは初体験でなかなかしんどかったが、休み休みでなんとかこなした。時々道草を食いつつの3時間位の行程だった。


峠には牛がいた。

大沼に降りてほとりの売店でうどんを食べる。平日とはいえ、周辺は閑散としすぎていて心配になる。


赤城神社の敷地内で。おだやかな陽気だ。


帰りは少しトレイルも走ってみる。階段が多くて走りにくい。他の尾根にはいいルートもあるようなので、次はよく調べてから来よう。

今回改めて思ったのは赤城山の近さ。市街地から20kmも走れば簡単に標高差1000m以上を稼げてしまう。坂を登り降りしたい人にはとても恵まれた環境だと思う。
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上越/赤谷川笹穴沢 [沢登り] 2011/9/18

ジャンル:沢登り
エリア:上越国境・平標山
メンバー:と○、fuuta、じゅんじゅん、くまくま
タイム:川古温泉6:30〜入渓8:00〜廃道(遡行終了)17:00〜元橋駐車場18:10

今回もfuutaさんの友人と上越の名渓を楽しんだ。前夜、元橋の駐車場でテント泊する。時々雨がぱらつき、風がざわめく不安な夜だった。

翌朝の雲は多いがなんとかなりそうだ。当日早出のくまくまさんが合流し、三国トンネルを抜けて川古温泉へ向かう。

6年前に遡行した時はゲートを開けて奥まで入れた赤谷林道は、厳重に鎖で封鎖されて取り付くしまもない。ゲートの手前のスペースに車を押し込んで出発する。少し進むと斜面の崩壊で林道はシングルトラックと化していた。これでは車の通りようがない。

1時間30分ほど、ヤマビルと戯れながら林道をてくてく歩いて終点に着いた。

序盤のゴルジュにつくと、最初の小滝は泡立って水量が多く感じられた。左岸の巻き道に入る。ゴルジュ内は3つの小滝があり、最後の滝は私だけ登ってみた。取り付きに少しバランスが必要だった。


序盤から小滝とナメ、釜の美しい造形を楽しみ、太陽も見え隠れして気分は高揚してくる。


果敢に泳ぐ。が、実は左壁沿いは足が着くのだ。


水遊び

2段30mの大滝に着く。下段は取り付きのホールドが細かい。先行したfuutaさんがお助け紐を出した。


上段は残置ハーケンのある中盤のトラバースがちょっと嫌らしい所だ。この高さではミスは許されない。

スダレ状の15m滝はfuutaさんがノーザイルで左壁を登った。前回は左岸のヒドから巻いた所だ。左壁は落ち口付近が立っていて腕力が必要らしく、ロープを投げて他の2人に上ってもらう。


私はというと、右壁もいけそうなのでトライしてみた。が、落ち口付近の2mほどが立っていて固まる。右の小さなスタンスにじわじわと体重を移し、笹を掴んでなんとか乗り越えた。残置がたくさんあったので、通常はロープを出して登るべきルートなのだろう。






下部がハングした25m滝はじゅんじゅんさんにリードしてもらう(写真はなぜか撮ってなかったのでセカンドのくまくまさん。すいません)。じゅんじゅんさんは岩をやっているだけあってムーブはスムーズでよどみない。2番手のくまくまさんが登っている時に後続のパーティーが追いついてきた。この滝は他にルートもないので待ってもらうしかない。3番手は私。中間部はスタンスが外傾して、あれ、こんなに難しかったっけ? と思う。前回リードした時は途中で右にトラバースしたのだと思い返した。今回のまっすぐ登るルートの方が難度が高いようだ。

30m大滝に着く。前回は右岸のトラバースでロープを使った滝だ。


左岸側の側壁を登れるようなので今回は私がリードする。取りつきがちと微妙でfuutaさんの肩を借りてテラスに上がる。ロープが足りなくなる懸念があったので、カムで支点を取って後続をテラスに一旦上げてふたたび登る。側壁は階段状で特に問題になるような箇所はない。途中からブッシュも出てくるので、高度感を味わいつつも気分的には楽だ。水流沿いにも登れるようだが今回は乾いた岩を直上する。傾斜が緩んだあたりのブッシュでビレイして後続を迎え入れた。

対岸では順番待ちを嫌ったらしい後続パーティーがトラバースに入ったのが見えた。あちらはあちらで楽ではないだろう。

大滝の上は緩いが滑りやすいナメが続いていて慎重に登っていく。

そして、見せ場の多い笹穴沢でもベストオブベストとなる、大ナメ滝に着いた。


fuutaさん先頭で取りつく。fuutaさん、くまくまさんが水流の左側の塗れた所を、私とじゅんじゅんさんが右側の乾いた場所となんとなく分かれた。前回は左側を登って途中で微妙なところがあった。右側から観察していたところ、やはりくまくまさんにはちょっと厳しいようで、すぐ後ろでfuutaさんがサポートしていた。右側はフリクションが利いて登りやすい。しかしミスが許されない高さなので一歩一歩を慎重に登っていく。

傾斜が少し緩むとおなじみの場所、逆S字状にカーブした舞台に着く。


ナメ床一面にさざなみを広げる水流の爽やかさと、城門のような岩壁のコントラストは自然の造形の神秘を感じさせる。

上部の15m滝はfuutaさん先頭で左の草付きに取りついた。

そちらは登れるのは分かっているので、私は右壁を登ってみる。途中までは傾斜は緩いが草と泥交じりでちょっと嫌らしい。落ち口近くはハング気味に立っていてフリーソロでは登る気にならず、少し右側にトラバースして草をつかみながら小さなハングを乗り越えた。落ち口へはバンド状につながっている。

最後の滝らしい滝、8mは右岸の草付きから笹ヤブに入って巻く。三又で大休止とした。

上部二又を左に入り、廃道らしき場所に出て遡行終了。登山道までは半ばヤブ漕ぎであった。

平標山の家に着くと後続だったはずの別パーティーがいた。途中で上がったらしい。と、よくよく見れば岩遊の豊野則夫さんだった。著書はいろいろ参考にさせてもらっている。皆で記念写真を撮らせてもらった。

岩遊パーティーは川古にしか車を置いてなく、時間が遅いので元橋に降りてタクシーを呼ぼうとしていたがうまくいっていないようだった。それならということで、余裕のある私達の車で一人を送ってあげようということで話が決まった。

足早に下っても駐車場に着く頃にはヘッデンが必要になっていた。豊野さんを乗せて車中で雑談しながら川古へと向かう。機会があればぜひ一緒の遡行を、とお話して別れた。

※写真は一部じゅんじゅんさん、fuutaさんの撮ったものを使わせていただきました
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